美しい海のエメラルドグリーンを自分で描けたら、素敵ですよね。
しかし、一般的な12色の絵の具セットにはこの色が含まれていないことが多く、独特な光沢感を出すのが少し難しいかもしれません。
ですが、エメラルドグリーンは基本の色を組み合わせるだけで簡単に作れますし、白や黒を使えば陰影を加えて光の効果を表現できます。
この記事では、手軽にできるエメラルドグリーンの作り方や、白や黒を使った陰影の技法、さらに色鉛筆を使う際の具体的な方法をご紹介します。
エメラルドグリーンの選び方や使い方のポイントを詳しく解説するので、輝くような美しい絵を描く参考にしてください。
自作のエメラルドグリーンの基本
エメラルドグリーンの作り方を2つご紹介します。
緑・青・白を使って作る方法
「緑と青を混ぜて、白で明るさを調整する」
エメラルドグリーンは、青みがかった緑色が特徴です。緑と青を混ぜたあと、白を加えて好みの明るさに調整します。
青・黄・白で作る方法
「青と黄を混ぜてから、白で調整する」
黄色に青を加えて濃いめにし、最後に白を加えると、鮮やかなエメラルドグリーンができます。
エメラルドグリーン作りのコツ
色を単に混ぜ合わせるだけではなく、コツがいくつかあります。
徐々に混ぜる
エメラルドグリーンを作るときは、色を少しずつ加えるのがポイントです。一度に多く混ぜると、色の調整が難しくなります。
薄い色から順に混ぜる
白は色の変化に大きな影響を与えるため、最初から多く使わないようにしましょう。
まず薄い色を作ってから、徐々に濃くしていくと失敗が少なくなります。
白と黒で陰影を付ける
エメラルドグリーンに白や黒を加えると、海や宝石のようなリアルな陰影を表現できます。
白を使うと明るさが増し、黒を使うと影が生まれ、絵に深みが加わります。
色鉛筆でエメラルドグリーンを再現する方法
色鉛筆でエメラルドグリーンを描くには、まず水色をベースに塗り、その上に緑色を重ねます。
緑の濃淡を調整することで、簡単にエメラルドグリーンの色の変化を表現できるのが色鉛筆の利点です。
エメラルドグリーンを使った描画の主題
エメラルドグリーンは、宝石や海の色として有名ですが、他にも多くのシーンで活用できます。
海や湖：海や湖の神秘的な深さや広がりを表現するのに最適です。青や水色だけでは出せない独特の色合いを作り出せます。
山：海だけでなく、山の風景にもエメラルドグリーンは合います。森林の奥深さや、木々の高さ、葉の鮮やかさを際立たせることができます。
猫の目：猫の目をエメラルドグリーンで描くと、特有の輝きや深みが一層引き立ちます。
また、エメラルドグリーンの作り方として、白や黒を加えて陰影をつけると、光り輝く効果を出すことが可能です。
これを活用して、さまざまな光の美しさを描写する楽しみを味わってみてください。
